生きてます

 

ライブ活動を休止して、4ヶ月くらい経ちました。

インスタの方ではちょっと書いていますが、レコーディングしたり、ギター弾いたり、歌歌ったり色々して過ごしています。

 

 

レコーディングといってもオールセルフなので、一発勝負!という感じではなく、録ったものを聞いて「もっとこう歌ったほうがいいな」と改善しつつ録り直し…といった感じを繰り返しているので、毎度すごく時間がかかります。でもようやく、レコーディングに慣れてきたというか、レコーディング用の歌い方が身に付いてきたような気がします。

ライブとレコーディングは全っ然違うものだと思っていて、ライブで歌うときの気合いや勢いはレコーディングのマイクにはなかなか通用しません。レコーディングマイクはビビるくらい冷静にこちらの歌を評価分析してくるので、情に訴えかけても許してくれない。本当に「ちゃんと」歌えないといい歌にならないです。それがレコーディングを始めた頃はものすごく難しくて苦戦しましたが、やっとマイクと仲良くなれてきたかな…?という感じです。

そういう意味では、時間はかかるけれどオールセルフでとにかく回数を重ねるやり方をしてきてよかったなと思っています。

 

 普段YouTubeをあんまり見ないんですが(映像を見るのがまどろっこしくなってしまってやや苦手)、この間久しぶりに自分の昔のMVやライブ映像を見ていました。

ソロ時代、もう6年とか7年前のものなんですが、久しぶりに見たら「思ったより上手いじゃん!」と感じました。歌い方とか声はけっこう違うんだけど…。

当時私は自分の演奏にすごく自信がなくて、怖々ライブをやってたと思うのですが、今冷静に聴いたら全然悪くないじゃん、と。当時自分のことをすごく応援してくれたり、もっと自信を持ってほしいと言ってくれたり、売れてほしいと言ってくれたりした方々は、あの時の私をそんなふうに「全然悪くない」と思ってくれてたんだろうなと今更ながら思いました。

 

7年前の自分の歌と、今の自分の歌、他の人からしてみたらそんなに大きな差はないのかなと思います。でも昔の自分の歌は、あと一歩正しい音に届いていなかったり、低い声が下に落ちてしまって引っ込んでいたり、そして何より一曲通して歌うのがすごくキツかったり。ほんのちょっとしたことのように思えることを、そこから何年もかけて正しく、楽に、気持ちよく歌えるように練習しています。 

世の中のレコーディングでは、「ピッチ」を機械で多少修正するのは普通のことなんだと思います。聴きやすくて、いい音源を作るために必要なこと。でも私は、自分の音源ではピッチ修正はしないと(今のところ)決めています。音源を作るというフィールドにおいては正しいことではないんだろうなあと思いますが、自分はどうしても“芸”としていい歌を歌えるようになりたい。「ちょっとそこの人なんか“芸”をしてください」と言われた時に、身体ひとつでいきなりいいい歌を歌える人でありたいと思っています。マイクがなくても、エコーがかからなくても「聴ける」歌を歌いたいです。

 

ライブは休んでいますが、そんな感じでやる気はどんどん上がってきているような…。あとは想像以上にギターを弾いています。今はTKOの新しい曲につけるリードギターを考えています。指が速く動くようになってきたからどんどん音の数が増えてきている。(多ければいいって訳ではないんですが)

ライブも早くやりたいなと思っています。でもまだまだ修行したいこともたくさんある。なんとなく来年くらいにライブ復活できたらいいかな?という感じです。最近時が過ぎるのが永遠のように長く感じるので、今年が終わる頃にはどんなふうになってしまっているんだろうかと想像ができません。とりあえず!雲に名前の新しい音源の制作には取り掛かっているので、それを完成させたいな。 

 

2月に新しい曲を書きました↓ 

これも音源に入れます。どーしようもなく、言葉にできないような虚しい気持ちになることがあります。もう成す術なし、と思うような。そういう時に聴きたい、歌いたい曲にできたかなと思います。お楽しみに👋