私とギターの10年

高2の時にギターを始めて、気がついたら10年過ぎていました。

はじめはバンドをやるためのエレキギター。大学受験が終わった時、弾き語りをやるためのアコースティックギターを買った。

あんなに死ぬ気で勉強したのに、せっかく受かった大学は1年で辞めて、ちょうどその頃から弾き語りのライブを始めた。

今思えば、アコギを始めてたった1年でライブハウスに出るなんてへたくそに決まってるわ…と思う。

 

今でもギターはうまくない。歌とギターどっちが得意かといったら絶対歌だと思うし、どっちが好きかと言っても歌だと思う。

でも、初めは「歌を歌うため」だけに練習して弾いていたギターも、だんだん自分にとって大事なものに変わってきている。雲に名前でエレキギターを弾き始めて、なんとか自由に指が動くようになってきたし、好きなバンドの曲を聴いている時「ここのリードギターが良い!」と思うことが増えた。自分でも、曲に合わせたリードギターフレーズを作れるようになった。

 

昔は「自分はギターがへたくそだ」というコンプレックスのようなものが常に付き纏っていて、ライブでギターを弾くのが楽しくなかった。今思えば、ギターに申し訳なかったなと思う。アコギはそこそこ弾けるようになったけど、今度は「コード弾きしかできない」ことがコンプレックスになった。できないことから逃げている時、人は劣等感に囚われるんだな…と思う。自分には無理だと思っていたリードギターを始めた時、ギターへの負の感情がなくなった。

ここまでギターと仲良くなれれば、あとはうまくなるだけ!という感じ。今はギターはうまくはないけど苦手じゃない、そして楽しいし好きだと思う。そこそこ時間はかかっているけれど、数年後十数年後ギターがめちゃくちゃ弾ける中年になっていたらかっこいいなと思う。

 

「修行」に関しては、最近少し行き詰まっている。

緊急事態宣言が出たり引っ込んだり延長したりというのもあって、なかなかスムーズに練習できていない。こういう状況の中で考え方や動き方も人それぞれだと思うけれど、私はできることなら感染したくないと思っていて、宣言中は(仕事先が休業なのもあって)ほとんど家に引きこもってしまっている。歌の練習に外に行きたいとも思うけれど、もし感染して喉や肺に異常を来してしまったら修行どころかむしろマイナスになるよな…と思うと判断が難しい。

なので今自宅の中でもちゃんと練習やレコーディングができるようにいろいろ準備しています。修行や音源のリリース時期はたぶん少し延びるけど、こういう状況の中でもなんとかうまくやっていけたらなと思う。

 

ギターが好きな曲2選

2本のギターのどっちがリードかは私にはわからないけど…歌とギターの絡みがとにかく大好き。そんなやり方もあるのね?!って感じ

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Birthdayの曲はリードギター好きなのいっぱいあるけど、これはイントロ聴いた瞬間にノックアウトですね。 

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他にもいろいろあるけどYouTubeに上がってるのは少なかった…。1年前くらいから何故か突然洋楽が聴けるようになったので、最近は海外のバンドの曲もよく聴いています。英語得意じゃないので歌詞はあんまり聞き取れないですが…。昔は歌詞だけで曲を好きになってたのに、不思議な感じです。

ただ歌詞が好き、歌を歌うことが好き、だったところから「ギター」や「リズム」に自分の音楽の世界が広がっていっています。地味な成長だけど、自分にとってはとても愛おしいものです。